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「羅網〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

羅網の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
吼坐、円坐、雷盤坐等で、壇には護摩壇、須弥壇、円壇等がある。 天蓋には、瓔珞、羅網、花鬘、幢旛、仏殿旛等。 厨子は、木瓜厨子、正念厨子、丸厨子(これは聖天様....
極楽」より 著者:菊池寛
来てからも、五十年近くの日が経った。最初は、あのように荘厳美麗に感ぜられた七重の羅網も、七重の行樹も、何の感銘をも、おかんの心に与えなかった。伽陵頻迦の鳴き声も....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
また心眼に映る。 坊ちゃんは格子戸につかまって昇り降りするが、その格子戸が因陀羅網に見えて来る。坊ちゃんは無心で戯れる。あそびの境涯で自在に振舞っている。よし....