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羊の歩み
「羊の歩み〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
羊の歩みの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
白を抱き上げて八幡下に立って遙に目送して居る主婦に最後の告別をさせた。白は屠所の
羊の歩みで、牽かれてようやく跟いて来た。停車場前の茶屋で、駄菓子を買うてやったが....
「源氏物語」より 著者:紫式部
分も悪く、病人のようになっている浮舟であった。朝になれば川のほうをながめながら「
羊の歩み」よりも早く死期の近づいてくることが悲しまれた。 宮からは悲しかった夜....