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羊蹄山
「羊蹄山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
羊蹄山の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「札幌まで」より 著者:寺田寅彦
い。畑に働いている人もめったには見付からない。勿論、熊にも逢わなかった。 後方
羊蹄山は綺麗な雲帽を冠っていた。十分後には帽が三重のスカーフ雲の笠になっていた。....
「層雲峡より大雪山へ」より 著者:大町桂月
気澄まば、旭川も見ゆべく、北海道の東部に雄視せる阿寒岳も見ゆべく、西部に雄視せる
羊蹄山も見ゆべく、日本海も見ゆべく、太平洋も見ゆべし。飲める口の水姓氏には酒を分....
「イグアノドンの唄」より 著者:中谷宇吉郎
行くのを、じっと我慢して春を待つより仕方がなかった。 私たち一家は、この冬を、
羊蹄山麓《ようていさんろく》の疎開先で送った。此処《ここ》は有島《ありしま》さん....