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美俗
「美俗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
美俗の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「知性の開眼」より 著者:宮本百合子
りように就て極めてリアリスティックな洞察をもたなければならないと思う。夫唱婦随が
美俗とされるところでは、夫の唱える知性の流れがどのように低い川底を走っていなけれ....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
制度を尊重して永き歴史を有する貸座敷業者を圧迫することは、将来救い難き禍根を淳風
美俗のわが国家社会に残すものとして絶対反対す」というのである。之は決して楼主達の....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
方だが、世間には、相当の合法的機構を備えながら、カムルチの所業をなして、世の良風
美俗を害し、自由の名で横暴を行っている奴がある、そいつらの害悪たるやカムルチ以上....
「役人の頭」より 著者:末弘厳太郎
司法に関係している役人の中には、今日なお同じような思想をいだき、法をもって「淳風
美俗」をおこそうと考えているものが少なくないようです。しかし、この策が古来一度も....
「食べもの」より 著者:佐藤垢石
騨、信濃、陸奥そのほかの、山国へ行っては皆同じことだ。従来の土地の風とか慣わし、
美俗醇風に重きを置かないで、無闇矢鱈と配給したのでは、ますます物が足りなくなるば....
「酒渇記」より 著者:佐藤垢石
ってゆこうではないか。だが、理屈は抜きにして昔のお正月のことを回顧して、こん日の
美俗に思いを寄せると、ただ何となく物さびしい気がする。 私なども、若い時から大....
「日本の民衆と「日本的なるもの」」より 著者:戸坂潤
は、理論上一つの暴力と云わねばならぬ。現に日本の支配者は民衆に家族主義という醇風
美俗を、日本的なものとして押しつける。それからすると、財産相続税の値上げなどはわ....