美粧院[語句情報] » 美粧院

「美粧院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

美粧院の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
恋の一杯売」より 著者:吉行エイスケ
予告板とが蛾と戯れていた。カバレットのキャラバン、酒場から酒場へ近道の建札、夜の美粧院に吊された青蛙の料理写真にしたらんたん、足の化粧法、日本人を日本人らしく見....
宇宙尖兵」より 著者:海野十三
んと有ります。あなたがたの場合は、間の扉を開いて二室お使いになればよろしい」 「美粧院みたいなものがありまして」 「ああ美粧院ですか。たしかにございます。その外....
めでたき風景」より 著者:小出楢重
かと思っている。 それはともかく戦わせておくこととして、散髪屋から出て来た男や美粧院から飛びだした女達は、皆びっくりした如き表情をしているのを私は感じる。 ....
華々しき瞬間」より 著者:久坂葉子
招待に応じてゆけは、すぐに何もかも諒解出来るだろうと思った。午後から、いそいそと美粧院へ出かけてセットしてもらい単衣の御召を箪司から出し、襦袢の衿をかけなおした....
天衣無縫」より 著者:織田作之助
くらいだ。 それはもう式も間近かに迫ったある日のこと、はたの人にすすめられて、美粧院へ行ったかえり、心斎橋筋の雑閙のなかで、ちょこちょここちらへ歩いて来るあの....