羞じらい[語句情報] »
羞じらい
「羞じらい〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
羞じらいの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「義血侠血」より 著者:泉鏡花
問うところに答え得たる風情《ふぜい》にて、欣弥は頷《うなず》けり。白糸はいよいよ
羞じらいて、 「いやだよ、もう。何がなるほどなんだね」 「非常にいい女だと聞いて....
「源氏物語」より 著者:紫式部
んような気持ちの一端をさえおわかりになりますまいと残念だったものですから」 と
羞じらいながらできるだけ言葉を省いて言うのが絶え絶えほのかに薫へ聞こえた。 「た....
「紅梅の客」より 著者:吉川英治
。いやなお、以前のほこりに似たようなものを胸に仕舞っているらしい彼女らには、逆な
羞じらいもあるのだろうか。あるとき私が、終戦直後の“橋場せんべい”のうれしかった....