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群を抜く
「群を抜く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
群を抜くの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「連環記」より 著者:幸田露伴
内に自から収め養うところの工夫にも切なる立派な人物、所謂捨てて置いても挺然として
群を抜くの器量が有ったからであったろう。 此の定基が三十歳、人生はこれからとい....
「茸をたずねる」より 著者:飯田蛇笏
く照り輝いている。日筋が蒼天に流れわたって、ふり仰ぐ真上にあかあかと見渡される。
群を抜く鋒杉が見えると思うと茜色に梢を染められ、それがまた非常に鮮かに虚空にうか....