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「群議〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

群議の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
標となって、ここへ集まるものが絶えません。 今日も数十人の者が一席に集まって、群議横生のところ。 いよいよ甲府城を乗っ取るの時機が熟したという者がある。 ....
俳人蕪村」より 著者:正岡子規
の》へ五六騎いそぐ野分かな 新右衛門蛇足をさそふ冬至かな 寒月や衆徒《しゅと》の群議の過ぎて後《のち》 高野 隠れ住んで花に真田《さなだ》が謡《うたひ》かな....
四十年前」より 著者:内田魯庵
事件で、宮内省その他の反対が尋常でなかったのは想像するに余りがある。その紛々たる群議を排して所信を貫ぬいたのは井侯の果敢と権威とがなければ出来ない事であって、こ....
尊攘戦略史」より 著者:服部之総
、その内容もたんなる「攘夷」だけでなく「内憂」に言及され、内政改革の手段として「群議評定」「公武合体」が強調されている。これにたいする安政の大獄、翌年大獄始末を....