群起[語句情報] »
群起
「群起〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
群起の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
同じくするものまた少なしと言うべからず。昔討幕攘夷の論盛んに起こるや、全国の志士
群起してこれに応ず、これに反対して皇武合体を唱え開港貿易を説く者、少数といえども....
「錯覚数題」より 著者:寺田寅彦
の花の日々に落ちる数を記録して、その数の日々の変化異同の統計的型式を調べ、それが
群起地震の日々あるいは月々の頻度の変化異同の統計的型式と抽象的形式的に類型的であ....
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
そうしたわけで私はこの事件を感情的には支持したが、考えて見れば、色々な疑問が
群起するのであった。 それは正義と力というものとの関係に就いてであった。 第....
「層雲峡より大雪山へ」より 著者:大町桂月
まりて戸村牛岳となる。その奥右に十勝岳あり、左に石狩岳あり。北は天塩北見界の峻峰
群起して我れと高さを競わんとす。気澄まば、旭川も見ゆべく、北海道の東部に雄視せる....