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義理の
「義理の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
義理のの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「湖南の扇」より 著者:芥川竜之介
はノオトにとる訣《わけ》に行かなかった。)
「お母さん?」
「お母さんと言うのは
義理のお母さんだよ。つまりその人だの玉蘭《ぎょくらん》だのを抱えている家《いえ》....
「偸盗」より 著者:芥川竜之介
にあつめている。
「親殺しじゃよ。――なぜと言えばな。沙金《しゃきん》は、わしの
義理の子じゃ。されば、つながるおぬしも、子ではないか。」
「じゃ、その子を妻《め....
「婦系図」より 著者:泉鏡花
の蘭医(昔取った杵づかですわ、と軽い口をその時交えて、)であるし、病院の院長は、
義理の伯父さんだし、注意を等閑にしようわけはないので、はじめにも二月三月、しかる....
「第二菎蒻本」より 著者:泉鏡花
手の暗がりを忍んで出たろう。 引手茶屋は、ものの半年とも持堪えず、――残った不
義理の借金のために、大川を深川から、身を倒に浅草へ流着いた。……手切の髢も中に籠....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
も分らなかった、という始末なのですから。 (電話は聞きながしにしておこう。) (
義理の悪いことはないんですか。) (言うにゃ及ぶべき。) 晩酌で、陶然として、....
「おびとき」より 著者:犬田卯
のために、田も畑も殆んど無収穫で、三人の子供らの学用品にさえ事欠くこの頃では、お
義理のためにただ捨てる(実際、そう思われた)金など、一文も彼女は持たなかったので....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:ヴェーゲラーフランツ・ゲルハルト
ちとも、君のことを話し合えるのは実にうれしい! (そのことに神の祝福あれ!)僕の
義理の母の家は君にはほんとうの自家以上の自家だった、ことに君の立派なお母さんが亡....
「日本脱出記」より 著者:大杉栄
るのにも、最初から僕に正面から加盟を求めるというよりも、むしろごく臆病に、まるで
義理の悪い借金にでも来たかのようなおずおずした態度で、まず僕の腹をさぐって見るよ....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
。何でも、あるがままがよいとして、食べたい放題、遊び放題、無理の言いたい放題、不
義理のし放題――それを、また世間でも、磊落だとか無邪気だとか言って買い被り、苦笑....
「母子叙情」より 著者:岡本かの子
るのを思いついたので。 すると夫人は可成り得意の色を見せて来て、 「はあ。少し
義理のある知合いの娘で、気質もごくさっぱりしてますのがございますので、大体親達の....
「黄八丈の小袖」より 著者:岡本綺堂
婦の披露をしたのは、今から五年前の享保七年の冬であった。五百両の金が入ったので、
義理の悪い借金は大抵片附いた。白子屋の店も蘇生えったように景気を盛返した。又四郎....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
酔いに薄ら眠くなって、もうお祭りでもないと思ったが、どうしても顔出しをしなければ
義理の悪いところがあるので、遅くもこれからちょっと廻って来ようと、半七はここで利....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
てたように息をはずませていた。 「わっしだ、小森の屋敷の七蔵だ。おめえにはちっと
義理の悪いことがあるもんだから、さっきは知らねえ顔をして悪かった。後生だ、なんと....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
を選ぶ必要はなかった。 遠国《おんごく》同士の約束は甚だ不安のようではあるが、
義理の固い才蔵は万一自分に病気その他の差し支えがある場合には、差紙《さしがみ》を....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
か用意して来た金も残らず港崎町へ運んでしまった。横浜に来ている同国人のあいだにも
義理のわるい負債が嵩んだ。それでも日本のムスメを忘れることが出来ないので、かれは....