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羽咋
「羽咋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
羽咋の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
わり道しない道のこと、近道。「から」は「より」と同じで、「之乎路から直越え来れば
羽咋の海朝なぎしたり船楫もがも」(巻十七・四〇二五)、「直に行かず此ゆ巨勢路から....
「河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
。 「――昨年、能登の外浦を、奥へ入ろうと歩行きました時、まだほんの入口ですが、
羽咋郡の大笹の宿で、――可心という金沢の俳人の(能登路の記)というのを偶然読みま....
「本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
を以て強く縛るのが習俗となっていた。そしてこの葬法は近年まで残っていた。石川県|
羽咋《はくい》郡富永村では、死者を納棺する際に藁縄、或いは白布を以て屍体を緊縛し....
「古事記」より 著者:太安万侶
ありませんでしたので、子の代りとして伊登志部を定めました。次にイハツクワケの王は
羽咋《はくい》の君・三尾の君の祖先です。次にフタヂノイリ姫の命はヤマトタケルの命....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
とが出来ず、仕方なしに食べ物には川の水を汲んで来るという話でありました。 また
羽咋郡の末吉という村でも、水を惜しんで大師に与えなかったために、今に良い清水を得....