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「翻意〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

翻意の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
かった。水戸は、博士の肚の太さに対し畏敬の念を生じた。 実はドレゴが急にこんな翻意をするようになったわけは、その前夜、アイスランドから一通の無線電信を受領した....
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
す分らなくなってくる。きっと、これには事情があるのだろう。ただ心境の変化、電撃的翻意くらいで、そう易々と片付けられるものではあるまい。と、事の真相を測りかねた各....
光は影を」より 著者:岸田国士
もどうやら平静に返つた頃、彼は、社長の許へ辞表を出した。ところが、社長は極力その翻意を求め、もう一年踏み止まつて、危機にある会社の建て直しに協力してくれと懇願し....
私本太平記」より 著者:吉川英治
「私としても、今日はヤレヤレという心地です。天の助けか、一路ご帰国と、俄に、ご翻意くださいましたので」 「はははは。右馬介のやれやれと、わしの暢々とを一つにさ....