老健[語句情報] »
老健
「老健〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
老健の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
のべて、聞きなれし時計の軋々を聞くは、まったき愉快の一なるべし。いわんやまた阿母
老健にして、新妻のさらに愛しきあるをや。葉巻の香しきを吸い、陶然として身を安楽椅....
「寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
賀鳶」「渡辺崋山」「花井お梅」その他の長編を続々発表しているのを見ても、黙阿弥の
老健が思いやられる。外国の例はしばらく措き、日本でも近松といい、南北といい、黙阿....
「つゆのあとさき」より 著者:永井荷風
ません。」 「むかしから頼みにならない事を、君寵《くんちょう》頼み難《がた》し。
老健頼み難しなどというじゃないか。はははは。進は相変らず達者か。」 「はい。おか....