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老耆
「老耆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
老耆の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
合を言わねえ事にゃ、ハイ気が済みましねえ。お前様も明神様お知己なら聞かっしゃい。
老耆の手ぼう爺に、若いものの酔漢の介抱が何、出来べい。神様も分らねえ、こんな、く....
「妖僧記」より 著者:泉鏡花
好きことはなかるべきなり、忘れてもとりもつべし。それまで命を預け置かむ、命冥加な
老耆めが。」と荒らかに言棄てて、疾風土を捲いて起ると覚しく、恐る恐る首を擡げあぐ....