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「老身〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

老身の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
《いま》だ十人を過ぎずして 二三は死す…… と断続して、「且《しばら》ク喜ブ、老身今|独《ひと》リ在リ、然《しか》ラザレバ当時瀘水ノ頭《ほとり》、身死シテ魂|....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
に雲隠り鳴き往く鳥の哭のみし泣かゆ 〔巻五・八九八〕 山上憶良 山上憶良の、「老身重病経歌七首長一首短六首」の短歌である。長歌の方は、人間には老・病の苦しみが....
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
真なり※し 薄命紅顔の双寡婦 奇縁白髪の両新人 洞房の華燭前夢を温め 仙窟の煙霞老身を寄す 錬汞服沙一日に非ず 古木再び春に逢ふ無かる可けん 河鯉権守....