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考証学
「考証学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
考証学の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
り、従って無価値である。 処が、仮令《たとい》事件そのものは伝説上に置いても、
考証学的知識に依って当時の風俗、歴史が適確に描かれ、その時代の空気を彷彿《ほうふ....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
である。 然らば世に多少知られている『経籍訪古志』はどうであるか。これは抽斎の
考証学の方面を代表すべき著述で、森枳園と分担して書いたものであるが、これを上梓す....
「明治十年前後」より 著者:淡島寒月
三馬、馬琴、種彦、烏亭焉馬などの本が沢山にあった。特に京伝の『骨董集』は、立派な
考証学で、決して孫引きのないもので、専ら『一代男』『一代女』古俳諧等の書から直接....