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「耄れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

耄れの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
島原の乱」より 著者:菊池寛
若として牀に坐して動こうとしない。 忠之、「如水公の時屡々武功あったと云うが老耄れたのか」と罵って之を斬ろうとする処に弟隆政現れて漸く止めた。睡鴎暫く四方を観....
夢鬼」より 著者:蘭郁二郎
を禁じられていた。それは勿論「脱走」に備えたものだった。その見張りの役が、今は老耄れて仕舞ったが、昔はこの一座を背負って立った源二郎|爺なのだ。 結局、幼い彼....
剣侠」より 著者:国枝史郎
みれば、自分のものに致したいので。……で、お願いいたしますじゃ。……可哀そうな老耄れた老人を、功徳と思って喜ばせて下されとな。……その代わりお前さまが何を望もう....
女心拾遺」より 著者:矢田津世子
う云うのを、唐沢氏は大きく手を振って、 「なあに、これしきのこと。儂の体はまだ老耄れてやせんぞ」 と身をもんで、わっはっはっと高笑いをするのだった。 唐沢氏....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
れば 十たび喚びて、九たび違い 遂に来りて給仕せず 却って怒り罵りていわく 老い耄れて世に残るよりは 早く死なんに如かずと 父母聞きて怨念胸に塞がり 涕涙、瞼を....