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耆闍崛山
「耆闍崛山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
耆闍崛山の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「恩讐の彼方に」より 著者:菊池寛
から小倉に渡り、豊前の国、宇佐八幡宮を拝し、山国川《やまくにがわ》をさかのぼって
耆闍崛山羅漢寺《きしゃくつせんらかんじ》に詣でんものと、四日市から南に赤土の茫々....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
も、否暮しやすければやすいほど貧乏人は絶えぬ物と見える。さて、弥勒世尊無量の人と
耆闍崛山《ぎしゃくつせん》頂に登り、手ずから山峯を擘《つんざ》く。その時梵王天の....
「山越しの阿弥陀像の画因」より 著者:折口信夫
くのである。ところが、此初観に先行している画面に、序分義化前縁の段がある。王舎城
耆闍崛山に、仏|大比丘衆一千二百五十人及び許多の聖衆と共に住んだ様を図したもので....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
ひらいて、 仏説|父母恩重経―― かくの如くわれ聞けり ある時、ほとけ 王舎城の
耆闍崛山中に 菩薩、声聞の衆といましければ 比丘、比丘尼、憂婆塞、憂婆夷 一切諸....