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「耐圧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

耐圧の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球を狙う者」より 著者:海野十三
ないのと同じようなものである。ただし火星の生物が、あらかじめそれに対抗するほどの耐圧構造物を用意し、その中にはいって到来すれば別の話になるが……」 僕は、あま....
地球発狂事件」より 著者:海野十三
宗一の役割は、すこぶる貧弱なものに墜《お》ちてしまった。彼ら両人には、完全な耐熱耐圧服の一着すら手に入れることは出来なかった。従って両人は甚だ残念ながら報道の第....
千年後の世界」より 著者:海野十三
できる。それは代用臓器が、たいへん小さくなったことと、そして金属をつかわなくても耐圧性人造肉をつかえば軽くてすむこととなった。 「だから、ほら見てごらんなさい。....
三十年後の世界」より 著者:海野十三
《あっさくくうき》ハンマーに似た形をしていたが、原子力で動くものであるから、長い耐圧管《たいあつかん》もなければ、ボンベもなく、構造はずっとかんたんになっていた....
怪星ガン」より 著者:海野十三
ていた。上に六枚羽根のプロペラがあり、それから長軸が下に出、そして種子の形をした耐圧空気室があった。人間はこのなかへ頭を突っ込んでいるが、だんだんと下から上へは....
海底都市」より 著者:海野十三
うので、まだ心配はすっかりなくなったわけではなかったが、艇内へ進んだ。最後の防水耐圧扉《ぼうすいたいあつとびら》がひらかれた。その戸口から中に、りっぱな部屋が見....
火星兵団」より 著者:海野十三
円い窓に、一つの奇妙な顔がのぞいている。それは、丸木のほんとうの顔だった。つまり耐圧服をぬいで、素顔をみせているのであった。奇妙な火星人の顔であった。 眼は大....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
けてみた時、彼はじつに意外なものを発見した。煙突様のものには、その一部分に頑丈な耐圧|硝子らしいものをはめこんだ、曲面の窓があったが、その窓の中に、おもいがけな....
崩れる鬼影」より 著者:海野十三
とであろうと思われる。予の考うるところでは、多分そのルナ・アミーバーは身体を耐熱耐圧性に富み、その上、伸縮自在の特殊材料でもって外皮を作り、その中に流動性の身体....
物理学の応用について」より 著者:寺田寅彦
の強弱弾性やその温度湿度によっての変化とか、網に付ける浮標の浮力、浸水の度やその耐圧度とか、あるいは網面に当る潮流の抵抗の研究とか、いずれも物理学、力学の応用に....