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「耐熱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

耐熱の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
水戸宗一の役割は、すこぶる貧弱なものに墜《お》ちてしまった。彼ら両人には、完全な耐熱耐圧服の一着すら手に入れることは出来なかった。従って両人は甚だ残念ながら報道....
今昔ばなし抱合兵団」より 著者:海野十三
下四五百メートルにまで達する深度爆弾の餌食になるのを待っていられないため、必死の耐熱建築の研究に国立研究所を動員し、遂に不可能と思われたる難問題を解決し、三年前....
崩れる鬼影」より 著者:海野十三
すことであろうと思われる。予の考うるところでは、多分そのルナ・アミーバーは身体を耐熱耐圧性に富み、その上、伸縮自在の特殊材料でもって外皮を作り、その中に流動性の....
東京要塞」より 著者:海野十三
早乾きがすること、第二に、固まってしまえば鋼のような強い弾力を帯びること、第三に耐熱性に富んでいるらしい非常に優秀な漆喰だった。すくなくとも市場には、こんなに勝....
怪奇人造島」より 著者:寺島柾史
うだ。これは、アメリカの兵器会社の技師が発明した人造島で、われわれ技術員は、その耐熱試験をやっているのだ。氷の島が温帯で、いや熱帯圏内に入っても、果して耐久力が....