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耳に付く
「耳に付く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
耳に付くの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鼠」より 著者:岡本綺堂
五月もやがて半ばとなった。このごろは家内もおちついて、毎日ふり続くさみだれの音も
耳に付くようになった。その五月末の夕がたに、お元が仲働きのお国と共に近所の湯屋へ....
「つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
んでいることはとうに調べがついているのだが、顔の識れない連中が多いし、なまりも、
耳に付くほどではないので誰が誰だかいっこうにしっぽをつかませない。 そこへもっ....