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「耳目を驚かす〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

耳目を驚かすの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三つの「女大学」」より 著者:宮本百合子
い」のだから、ことこれに関しては、議論して争うことも避けがたく「是れが為に凡俗の耳目を驚かすことあるも憚るに足らざるなり。」明治の精神が持っていた壮健な常識の響....
女大学評論」より 著者:福沢諭吉
に非ず、妻にして妻に非ず。飽くまでも議論して之を争い、時として是れが為めに凡俗の耳目を驚かすことあるも憚るに足らざるなり。 一 巫《みこ》覡《かんなぎ》などの....
学問の独立」より 著者:福沢諭吉
会の人を尊敬してこれに位階勲章をあたうるは、まことに尋常の法にして、さらに天下の耳目を驚かすほどの事に非ず。すなわち学問社会上流の人物は、政事社会上流の人物と、....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
作り、鉄橋を架する等、その決断の神速なるとその成功の美なるとに至りては、実に人の耳目を驚かすに足れり。しかるにこの学校・兵備は、政府の学校・兵備なり、鉄道・電信....
学校の説」より 著者:福沢諭吉
とし、その風をなせるがゆえに、私塾にて些少《さしょう》の受教料を取るも大いに人の耳目を驚かす。かつ大志を抱くものは往々貧家の子に多きものなれども、衣食にも差支う....
西航日録」より 著者:井上円了
ロンドン、パリ、ベルリンは実に欧州の三大都にして、本邦人のはじめて欧州に来たりて耳目を驚かすものは、ただこの三都なり。余は、詩をもって各都の繁華の一端を述ぶ。 ....