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聖文
「聖文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
聖文の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小浅間」より 著者:寺田寅彦
印刷し切れないだけの「記録」が包蔵されている。悲しいことにはわれわれはまだ、その
聖文字を読みほごす知能が恵まれていない。 数分の休息と三片のキャラメルで自分の....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
者的俗物が近寄ってはならない点そのものに、その価値があったのである。そこでこの神
聖文字と結びついた僧侶的、貴族的、呪文としての用語が、神聖言語となり、之に反して....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
にあるのだ。文化の擁護のためにはこの点を見ねばならぬ。 (一九三六) 12 神
聖文化論 一 神聖科学 三枝博音氏の文章を久しぶりで読んだという気持ちが私はす....
「現代科学教育論」より 著者:戸坂潤
思ったり。――専門の科学という存在がもし民衆のためのものなら(アカデミシャンの神
聖文化でないなら)、科学教育の問題は大局に於て素養乃至教養としての科学の教育から....
「小夜啼鳥」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
し、わたしがこの鳥のことをよんだ本というのは、」と、皇帝はおっしゃいました。「叡
聖文武なる日本皇帝よりおくられたもので、それにうそいつわりの書いてあろうはずはな....
「法然行伝」より 著者:中里介山
ぼうげんこう》が許へ勢至丸を遣わされた。その時叔父の観覚の手紙には、 進上、大
聖文殊像《だいしょうもんじゅぞう》一体 と、文殊は智恵である。この子が智恵の優....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
印刷し切れないだけの「記録」が包蔵されている。悲しいことにはわれわれはまだ、その
聖文字《ヒエログリフ》を読みほごす知能が恵まれていない。 寺田先生は、小浅間....