聖柄[語句情報] »
聖柄
「聖柄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
聖柄の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「羅生門」より 著者:芥川竜之介
いた。上なら、人がいたにしても、どうせ死人ばかりである。下人はそこで、腰にさげた
聖柄《ひじりづか》の太刀《たち》が鞘走《さやばし》らないように気をつけながら、藁....
「経帷子の秘密」より 著者:岡本綺堂
みて、お妻はこの世に別れを告げた。いつの間に用意してあったのか知らないが、かれは
聖柄の短刀で左の乳の下をふかく突き刺していた。もう一つ、人々に奇異の感を懐かせた....