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「聞き糺す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

聞き糺すの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
野分」より 著者:夏目漱石
。いくら気の毒でも白井違いで気の毒がったのでは役に立たない。気の毒がるためには、聞き糺すためには「あなたが白井道也とおっしゃるんで」と切り出さなくってはならなか....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
けるとは何事だと、あたまから呶鳴りつけた。惣八は面喰らって、その仔細をだんだんに聞き糺すと、かの金魚は普通のもので、湯のなかで生きるものではないというのであった....
死因の疑問」より 著者:豊島与志雄
とと、清さんはじっさい言いましたが、それがどんなことだったか分りませんし、詳しく聞き糺すわけにもいきませんでした。わたくしの推測では、これはきっと、清さんが手籠....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
めるであろう。ある者は歌舞伎|座主や新富座主を訪問して、それに対する今度の方針を聞き糺すであろう。ある者は団十郎や菊五郎を訪問して、それに対する彼らの意見を叩く....