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「聞く耳持たぬ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

聞く耳持たぬの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
弁ならぬと仰せあるかな」 「つべこべ長談義申さるるなッ、われら、そのような屁理屈聞く耳持たぬわッ。たとえ陰陽の摂理とやらがどうであろうと、先に挑んだはそちらの馬....
雪たたき」より 著者:幸田露伴
分際として、過言にならぬよう物を言われい。忠義薄きに似たりと言わぬばかりの批判は聞く耳持たぬ。損得利害明白なと、其の損得沙汰を心すずしい貴殿までが言わるるよナ。....
つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
手先らしい男――? と文次が小首をかしげると、猫侍のかれ声だ。 「さようなこと聞く耳持たぬ。神田の閑山として多少は人に知られた貴様と暖簾《のれん》のためを思え....