聞合せる[語句情報] » 聞合せる

「聞合せる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

聞合せるの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
青蛙堂鬼談」より 著者:岡本綺堂
頼んだそうです。 何を言うのかとも思ったのですが、警察の方から念のために柳橋へ聞合せると、果してその家にもコレラの新患者が出たというので、警察でもびっくりした....
沼夫人」より 著者:泉鏡花
た処から、叔父へ相談があったというので、世話をするように言って来た。 そちこち聞合せると、私が借りていた家から、田圃の方へ一町ばかり行った処に、村じゃ古店で商....
異妖編」より 著者:岡本綺堂
のか、その日が暮れても、御徒町の家へは帰らなかった。家でも心配して叔母のところへ聞合せると、右の次第で屋敷の門を出た後のことは判らなかった。それから二日を過ぎ、....
」より 著者:岡本綺堂
ささかの手土産をたずさえてゆくと、その家はもう空家になっているので、近所について聞合せると、その家にはお道おかねという親子が久しく住んでいたが、上野の戦いの翌年....
」より 著者:岡本綺堂
こころよくその発掘を承諾するつもりである。もしその住所がわかっていれば念のために聞合せるのであるが、片門前とばかりでは少し困る。父は再びかの米屋へ行って、安達の....