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「聢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

聢の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
天と堅※地神《けんろうじしん》の縁起譚だがその出処が解らぬ。芳賀博士の攷証本にも《しか》と出ておらぬ、多分インドで出来たのでなく江乙の語に拠って支那で作られた....
藁草履」より 著者:島崎藤村
に外へ引出しました。お隅の萎れた身体は鞍《くら》の上に乗せ、足は動かさないように《しっか》と馬の胴へ括付《くくりつ》けました。母親《おふくろ》は油火《カンテラ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
鱗薄く尾が腹よりも壮《ふと》いといい、画師不服の体を見て、われらすなわち竜だから《たしか》に見なさいといって、雌雄の竜に化《な》って去ったと出《い》づ、同書四....
十二支考」より 著者:南方熊楠
一尺ばかりを此岸《しがん》より彼岸《ひがん》へ往く疾《はや》さ箭《や》のごとし。《しか》と認めがたけれど大抵青大将という蛇に似たり、この蛇水中にて人の手足を纏....
十二支考」より 著者:南方熊楠
わぬが、同様の考案が万里を距《へだ》てた人の脳裏に各《おのお》の浮かみ出た証拠に《しか》と立つであろうと。かく言い送って後考うると、仏説の悍馬は悍馬を鎮めた話....
風流仏」より 著者:幸田露伴
るに付てお前|可愛く、真から底から正直におまえ、ドッコイあなたの行末にも良様昨夕と考えて見たが、何でも詰らぬ恋を商買道具の一刀に斬て捨、横道入らずに奈良へでも....
雪たたき」より 著者:幸田露伴
ざりまする。」 「ム、然様か。臙脂屋身代を差出しても宜いように申したと聞いたが、と然様か。」 「全く以て然様で。如何様の事でも致しまする。御渡しを願えますれば....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
本という国から坊さんが二人出て来てバーリタンまで入ったけれども、坊さんか何か話がと分らんのでそこから追い還してしもうたという話をされたです。それで一八八一年及....