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聳つ
「聳つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
聳つの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「伯爵の釵」より 著者:泉鏡花
」 かなぐり脱いだ法衣を投げると、素裸の坊主が、馬に、ひたと添い、紺碧なる巌の
聳つ崕を、翡翠の階子を乗るように、貴女は馬上にひらりと飛ぶと、天か、地か、渺茫た....
「レモンの花の咲く丘へ」より 著者:国枝史郎
庭。同じ夜。 一面の罌粟畑、月光それを照らす。左方に領主の一子（公子）の住む高殿
聳つ。その奥は断崖にして海に連なる。右方には音楽堂の姿背景にて現わる。Ｆなる魔法....