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「職業団体〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

職業団体の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
、即ち地主・ブルジョア自身の利害を代表することを大いに自覚している。処が官僚は、職業団体ではあっても利益団体ではない処の、国家の公然たる使用人だから、官僚的ファ....
最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
られたものに過ぎない。日本の歴史は、語部と言われた、村々国々の神の物語を伝誦する職業団体の人々の口頭に、久しく保存せられていた律文が、最初の形であった。これを散....
現代小説展望」より 著者:豊島与志雄
的魂を作り上げる。 かくて、個人は集団の中に没してしまう。選挙団体、労働団体、職業団体などが、権力を握り、輿論が、指導の舵を取る。 かかる現代を、ル・ボンは....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
その時間を過ごした。彼らの同盟罷業はいつも失敗した。その原因は、首領間のあるいは職業団体間の不断の不一致、改革派と革命派との間の不断の不一致、――威勢のよい大言....
こども風土記」より 著者:柳田国男
ることを、一つの瑞相として歓迎したのであった。ところが他の土地ではもうそのための職業団体ができたり、または貧しい人たちが顔を包んで、門に立ったりすることがはじま....