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職業安定所
「職業安定所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
職業安定所の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「灰色の記憶」より 著者:久坂葉子
れなかった。当時、十六歳である。 「失業者が、毎日の食べるものも食べられないで、
職業安定所の前にうろついているのをみたことがあるかね、ふん」 これが私に与えら....
「光は影を」より 著者:岸田国士
つは深刻だ、と彼はやつと時代の真相にふれた思いで、いくぶん、あわて気味であつた。
職業安定所にも通つた。肉体労働以外の口は、おおかた怪しげな、人を小馬鹿にしたよう....
「私の青年時代」より 著者:山之口貘
、隅田川のダルマ船に乗ったり、汲取屋になったりしたのであったが、昭和十四年現在の
職業安定所の前身であった東京府職業紹介所に就職するまでの十年間は殆ど住所不定の生....