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肉柱
「肉柱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
》く広く五、六寸ばかり、摺扇《しょうせん》を微しく開く状のごとし、肉の中央に一の
肉柱あり、色白くして円に、径《わた》り一寸ばかり、大なるものは数寸に至る。横に切....
「銀三十枚」より 著者:国枝史郎
ていた。ニサン十三夜の朧月は、棕樹、橄欖、無花果の木々を、銀鼠色に燻らせていた。
肉柱の香、沈丁の香、空気は匂いに充たされていた。 十三人は歩いて行った。 小....