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肋材
「肋材〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
肋材の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
アンの腰に、丈夫な綱がふた巻もしてあるのを発見した。しかもその綱の先は、防空壕の
肋材の一本に、堅く結んであった。まるで囚人をつないであるような有様であった。 「....
「東京要塞」より 著者:海野十三
ばやりかかった漆喰の床と、チョコレート色の壁と、亜鉛板を張った天井と、簡単な鉄の
肋材と、電灯と、たったそれだけの集った場所に過ぎない。果してこの中から、思うよう....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
造船台の形、マギリワラの据付け、首材《ステム》の後材《スダルンポスト》の建て方、
肋材《フレーム》を植えて、今や船梁《ビーム》の取付けにかかっているところ。 駒....