肘を張る[語句情報] » 肘を張る

「肘を張る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

肘を張るの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
食魔」より 著者:岡本かの子
向う側へ黙って抛り出した。 それから、笊の蔬菜を白磁の鉢の中に移した。わざと肩肘を張るのではないかと思えるほどの横柄な所作は、また荒っぽく無雑作に見えた。教師....
安重根」より 著者:谷譲次
んで、御迷惑でしょうが、お答え願います。 禹徳淳 はいはい、(元気よく起き上って肘を張る)答えますとも! さあ、何でも訊いて下さい。 駅長 なに、ほんの形式です....
普請中」より 著者:森鴎外
のをご覧」と附け加えた。 「あまり気がきかないようね。愛宕山もやっぱりそうだわ」肘を張るようにして、メロンの肉をはがして食べながらいう。 「愛宕山では邪魔だろう....