肘木[語句情報] » 肘木

「肘木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

肘木の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幻談」より 著者:幸田露伴
舟梁とにあいている孔《あな》に、「たてじ」を立て、二のたてじに棟《むね》を渡し、肘木《ひじき》を左右にはね出させて、肘木肘木とを木竿で連《つら》ねて苫を受けさ....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
具とである。屋根と屋根との間には、勾欄の灰色や壁の白色や柱・斗拱の類の丹色や雲形肘木の黄色などがはさまっている。そのなかでも特に丹色は、突き出た軒の陰になるほど....
五重塔」より 著者:幸田露伴
り面倒なる真柱から内法長押腰長押切目長押に半長押、縁板縁かつら亀腹柱高欄|垂木桝肘木、貫やら角木の割合算法、墨縄の引きよう規尺の取りよう余さず洩らさず記せしもあ....