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肝っ玉
「肝っ玉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
肝っ玉の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
《ゆ》け」 亥「なに手前《てめえ》なんだ、これ己の名前目《なめえもく》を聞いて
肝っ玉を天上へ飛ばせるな、神田豊島町の左官の亥太郎だ、己を知らねえかい」 亥「....
「メールストロムの旋渦」より 著者:佐々木直次郎
ぬけていました。それでもときどき、滞潮に一分ほど遅れたり早すぎたりしたときには、
肝っ玉がひっくり返ったものですよ。またときによると、出帆するときに風が思ったほど....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
。
若い者たちは、鬼を一拳の下になぐり殺したこの親分の底の知れない腕っぷしと、
肝っ玉に、ひたすら恐れ入っているらしい。
百六十一
天め....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
くって、今まで近寄れなかったというわけだな、意気地がねえなあ、口と足は達者だが、
肝っ玉ときた日にはみじめなものだな」 不破の関守氏からこう言ってからかわれたの....