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股栗
「股栗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
股栗の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
これでは御用が勤まらないといっても好い。」こういって案を藤田に還した。 藤田は
股栗した。一身の恥辱、家族の悲歎が、頭を低れている青年の想像に浮かんで、目には涙....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
て、自分とソックリの姉の死像を描いた絵巻物を開いて見せられた芬子嬢は、実に断腸、
股栗、驚駭これを久しうした。けれども結局、義兄夫婦の忠勇義烈ぶりにスッカリ感激し....