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肥痩
「肥痩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
肥痩の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
はまず女宝とて、膚《はだえ》艶に辞《ことば》潔く妙相|奇挺《きてい》黒白短なく、
肥痩所を得、才色双絶で志性金剛石ほど堅い上に、何でも夫の意の向うままになり、多く....
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
擁剣蟹は、脚の附け際の肉がうまいので知られているが、獲られた日によってひどく肉の
肥痩が異うことがある。それに気づいた私は、いつだったか出入の魚屋にその理由を訊い....