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肥車
「肥車〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
肥車の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
や他の人に頼み、代々木新町の古道具屋で建具の古物を追々に二枚三枚と買ってもらい、
肥車の上荷にして持て来てもろうて、無理やりにはめた。次の六畳の天井は、煤埃にまみ....
「明治二十四、五年頃の東京文科大学選科」より 著者:西田幾多郎
。本郷でも、大学の前から駒込の方へ少し行けば、もう町はずれにて、砂煙の中に多くの
肥車《こえぐるま》に逢うた。 その頃には、今の大学の正門の所に粗末な木の門があ....