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「肩抜け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

肩抜けの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
吉、金蔵の三人である。兼吉と藤吉はともあれ、金蔵のありかが知れない限りは、半七も肩抜けにならないように思われた。『正雪の絵馬』も埒が明かない。『吉良の脇指』も片....
私本太平記」より 著者:吉川英治
だなあ、これから先は」 「ぜひもございませぬ」 「察し入るよ。この道誉も、やっと肩抜けはしたが、しかし、これまでの道中では、いくたび薄氷を踏む思いをなしたことか....