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胆勇
「胆勇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
胆勇の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大導寺信輔の半生」より 著者:芥川竜之介
》の高まる少年だった。その点は――殊にその点は伏見鳥羽の役に銃火をくぐった、日頃
胆勇自慢の父とは似ても似つかぬのに違いなかった。彼は一体何歳からか、又どう言う論....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
、彼は答えた。 「これは私の発願で、別に子細はありません」 ここに黄敦立という
胆勇の男があって、彼は何かの害をなす者であろうと疑った。そこで、試みに毎晩出てゆ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
・太史・相師を集めこの事を諮《はから》う。諸人これは必常妖物の所為と見えるから、
胆勇ある者を遣わして看《み》せたらよかろうと申す。王すなわち五百金銭を懸賞してそ....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
舞、海底牢獄の一部の破壊であった。 だが飛行島は、あまりにも大きい。はたして豪
胆勇士川上の偉業はとげられるであろうか。 試運転最後の頁 暗黒中でピスト....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
のだ、はえないこと夥《おびただ》しいが、さて真剣と実戦に及んでみると、あれだけの
胆勇ある奴はあるまい。山岡鉄太郎などをいやに賞《ほ》める奴があるが、要するに、あ....