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胆大
「胆大〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
胆大の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
四条派の始祖松村呉春は、人を見るとよくこんなことをいったものだ。 呉春は、『
胆大小心録』の著者上田秋成から、「食いものは、さまざまと物好みが上手じゃった。」....
「アーニイ・パイルの前に立ちて」より 著者:小林一三
福した。 彼は婦人のごとき温柔の面貌に、いささか紅潮をたたえて、底知れぬ図太き
胆大心小の立居振舞い、唯々として『御高論御尤なり』と言う。喰えぬ男と知りながら、....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
生が思想を馳騁して、
宇宙の物のあらゆる栄誉を
あなたの頭銜に持って来るのです。
胆大なること獅子の如く、
足早きこと鹿の如く、
血の熱することイタリア人の如く、....
「三国志」より 著者:吉川英治
弟司馬|昭のふたりの息子あいてに、至極うららかに生活していた。この息子ふたりも、
胆大智密、いずれも兵書を深く究め、父の眼に見ても、末たのもしい好青年だった。 ....