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「背光性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

背光性の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
職工と微笑」より 著者:松永延造
眉へ皺を寄せて見やり、又独り言を呟いて、静かに! と注意されたりしました。皆が皆背光性の虫か長い魚の様でした。 『覚えてお出でなさい!』私はその言葉を考え続けて....
白蟻」より 著者:小栗虫太郎
《こま》鼠にその中を通過させる――ものと、もう一つは蛞蝓《なめくじ》以外にはない背光性――。いまも御覧のとおり、陽差しが背後に落ちますと、この子は、まるで狂気の....
柿の種」より 著者:寺田寅彦
したことはない。 もし、多くの場合にこれが事実であるとすれば、それはこの動物の背光性 negative phototropism によって説明されるであろう。....