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背戻
「背戻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ではないか。それにもかかわらず、今更国法を破ろうとするのは、これ即ち当初の黙契に
背戻《はいれい》するものではないか。 と言うて、縷々《るる》自己の所信を述べ、....
「妾宅」より 著者:永井荷風
ればならぬ。芸術は遂に国家と相容れざるに至って初めて尊《たっと》く、食物は衛生と
背戻《はいれい》するに及んで真の味《あじわい》を生ずるのだ。けれども其処まで進も....