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背格好
「背格好〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
背格好の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「探偵夜話」より 著者:岡本綺堂
のは、確かに若い女であるらしかった。うす暗いのでその顔はよく見えなかったが、その
背格好をうかがって僕はすぐに覚った。それは近所の大きい町から来た若い芸妓である。....
「恨みの蠑螺」より 著者:岡本綺堂
の若い女で、すぐれた美人というのではないが、目鼻立ちの整った清らかな顔の持主で、
背格好も肉付きもまず普通であった。船宿などに奉公する女であるから、どこか小粋であ....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
がやとした群の中から、たった一羽の相手を見定めるのであろうかということであった。
背格好といい着ている着物のがらまで、これほどもよく似た者がまちがえも騙されもせず....