胡笳[語句情報] » 胡笳

「胡笳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

胡笳の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
李陵」より 著者:中島敦
かった。彼らは息をひそめてしばらく外の様子を窺《うかが》った。遠く山上の敵塁から胡笳《こか》の声が響く。かなり久しくたってから、音もなく帷《とばり》をかかげて李....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
わゆる蘆管――遼東の小児の弄《もてあそ》ぶそれとは違っているかも知れません」 「胡笳《こか》というのとは、違いますか」 「それは違いましょう、笳というのは、ヒチ....