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胴締め
「胴締め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
胴締めの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「工場細胞」より 著者:小林多喜二
ん、分った。 ――キョウサントウ! ――矢張り! 矢張りか、と思った。彼は
胴締めをされたような「胸苦しさ」を感じた。 ――サイ……。 ――ん? ――....
「崩れる鬼影」より 著者:海野十三
いたので、地球の高い温度がこたえるのです。そしてこのルナ・アミーバーは、兄さんを
胴締めにしていた奴です。あのとき此奴は、兄さんに苦められたのです。兄さんは護身用....
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
込まれた。私はエレファンというあだ名を付けられた。それは下脚部が太くて、柔道の時
胴締めが強く効くのと、平和なようで案外獰猛だという意味合いであった。 私は卒業....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
。 耄碌頭巾に首をつつみてその上に雨を凌がん準備の竹の皮笠引き被り、鳶子合羽に
胴締めして手ごろの杖持ち、恐怖ながら烈風強雨の中を駈け抜けたる七蔵|爺、ようやく....