胸を躍らせる[語句情報] » 胸を躍らせる

「胸を躍らせる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

胸を躍らせるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
風の便り」より 著者:太宰治
いて、ゆるやかに流れているのだという事をはじめて発見し、けれどもこんな甘い発見に胸を躍らせるのも、もうこの後はあるまい、今夜が最後だ、最後だ、最後だと、一歩一歩....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
ゃべるので、まったく聞き分けられなくなるほどだった。そして彼は、聴手《ききて》が胸を躍らせる時分に少しじらしてやることを、上手《じょうず》なやり方と信じていた。....
日記」より 著者:宮本百合子
れんぼをして遊んで居る。ゆとりのない場所に生活して居る子供にどれほど新鮮な、活々胸を躍らせる面白さ、こわさ、広さの感覚だろう。 西洋間が建つ頃の自分の好奇心、....