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「胸墻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

胸墻の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
古き小画」より 著者:宮本百合子
ブは、始めて吸うべき息のある処に来たように、心から、深い息を吸い込んだ。そして、胸墻《きょうしょう》の下に取つけた石の、浅い腰架に腰を卸した。下を瞰下《みおろ》....
南路」より 著者:宮本百合子
対岸の樹木、渡船場等が見える。 冬枯れ時でも、午後になると、公園を瞰下す歩道の胸墻《パラペット》近くや、公園に入る灌木の茂み、段々の辺には、無数の人が往来した....