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能無し
「能無し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
能無しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
の間違った疑いの為自ら招いた失敗だとは云え満座の中で大声に言い出した事が少しも功
能無しに終るとは成るほど悔しくも有ろう。
叔父も非常に当惑の様子、余も捨て置き....
「読書法」より 著者:戸坂潤
、一般文化の上でもっているようにも思われる。一種の謙遜な弥次馬でなければ、不遜な
能無しである。 こういう読書子は決して「読者」の代表者ではあり得ない。真の読者....